VBA関数の「StrReverse関数」で指定した文字列を逆(反転)させる方法をご説明します。
文字列を反転させる処理自体をメインとする実務はなかなかないと思いますが、文字列の後ろから文字の処理を行いたい場合に、反転する事で処理が楽になる場合がありますので、そのようなときに使用すると便利です。
使用方法は非常に簡単です。
1.StrReverseの使い方
StrReverse関数は指定した文字列の並びを反転させます。
構文は次のように記述します。
StrReverse(文字列)
「文字列」には並びを反転させたい文字列を指定します。
文字列に「””」の空白を指定した場合は0を返します。
また、Null値を指定するとエラーとなってしまうため、データベースのデータを参照した場合はNull値に注意してください。
2.サンプルコード
A1~A3に入力された文字列をB1~B3に反転させて出力します。
Sub Sample1()
Cells(1, 2) = StrReverse(Cells(1, 1))
Cells(2, 2) = StrReverse(Cells(2, 1))
Cells(3, 2) = StrReverse(Cells(3, 1))
End Sub