VBAで「UCase関数」で小文字を大文字に変換する方法のご説明をします。
逆の大文字を小文字に変換するには「LCase関数」を使用します。
大文字、小文字の変換はデータの前処理等の、データクレンジング時によく使用しますのでぜひ覚えてみてください。
また、 大文字、小文字、全角、半角、ひらがな、カタカナなどに変換したいときは 「StrConv関数」を使用する事で変換も可能です。
「StrConv関数」の詳細については「StrConv関数で文字列の大文字と小文字、全角と半角を変換する方法」をご覧ください。
1.UCase関数の使い方
構文は次のように記述します。
UCase(文字列)
文字列にはアルファベットの文字列を指定します。
指定した文字列を大文字に変換します。
ひらがな、カタカナの「ぁぃぅぇぉ」等は大文字には変換できません。
2.サンプルコード
次のようにセルに入力された文字列を変換します。
Sub Sample1()
Cells(1, 2) = UCase(Cells(1, 1))
Cells(2, 2) = UCase(Cells(2, 1))
Cells(3, 2) = UCase(Cells(3, 1))
Cells(4, 2) = UCase(Cells(4, 1))
Cells(5, 2) = UCase(Cells(5, 1))
End Sub